ユベントスJFC

ユベントスコーチブログ  J’s Voice!

2015年01月30日

J’s Voice

NPO法人ユニオンスポーツクラブ ユベントスJFCスポーツ少年団(以下ユベントス)コーチの勝手につぶやくブログです!お時間があるときに気楽にお読みください!

 voice no.109    週末報告&バスケ教室参加 2015年1月30日

 先週末は昨年4月から開講したバスケットボール教室の交流戦のイベントがあり、バスケ教室のクラブ員を連れて行って来ました。ユニオンスポーツクラブは総合型地域スポーツクラブとして活動しているので土日にも度々総合型がらみの行事が入ってしまっていてユベントスの活動に出られないことがありますが違う種目の指導者やその活動に触れることで、サッカーに関しても気付かされることが多くあります。先週の交流戦のことをここで書くのも今回もいろいろと勉強になることがあったからです。
 交流戦の前に午前中には元プロ選手によるバスケット教室が開催されました。総勢100名ぐらいの子供達に対して指導者一人という状況でしたが小グループのトレーニングから大きなグループのゲームに入り子供達は楽しそうにかつ集中して取り組んでいました。その後はコーディネーショントレーニングを行いドリブルなどの練習となっていきました。サッカーの練習にすぐに取り入れられそうな物もたくさんあって今度の練習で試してみようと思っています。この教室で一番関心したのはコーチとなった竹田謙(リンク栃木ブレックス・アシスタントゼネラルマネジャー)氏が教室の初めに話をした内容です。竹田氏は集まった子供達に始める前に2つの約束をしました。1つ目は『集合の笛がなったら急いで集まること』2つ目は『集合したらドリブルはしないこと』でした。昨年からバスケ教室の補助として見ていますが確かに室内でのボールをつく音は響いてしまい話の妨げになります。これまでの教室でもドリブルをしている子供に止めるように話すことは多々ありました。それを竹田氏は練習の初めに約束という形で話をしたことが本当に素晴らしいことだったと思います。結果、竹田氏の話をしている最中にボールをつく選手はほとんどいませんでしたし、集合も迅速に行われました。それが約束をせずにボールをついている選手に竹田氏が注意をしていたら教室の雰囲気はまるで違うものになっていたと思います。順番を変えるだけで同じ事を注意するにしても全然、伝える内容も伝わり方も違うなと思いました。そして、最後の挨拶では最初の約束を守ってくれたおかげでよい練習が出来ましたというようなことを子供達に話していたと記憶しています。自分も指導では順番を間違えないと思っていましたが振り返ると約束をせずに注意という順番が多かった気がします。そのことを再認識出来ただけでもこの教室を体験した価値がありましたが練習内容でもサッカーでも使えそうな大変に面白い練習がありましたので今後の練習で取り入れたいと思います。ちなみに先日行われたバスケ教室でいつもは適当に練習をしていた低学年にその練習を試してみると見違えるほど集中して取り組んでいました。

 翌日曜日は小針領家グランドで1年~3年生の練習試合に帯同しました。3年生の試合を見るのはちびっ子大会以来でしたが予想通り全く走れていませんでした。予想通りというのはそれまでの練習などの様子を他のコーチから聞いていたからです。冬合宿ならびにちびっ子大会で覚えたはずの戦い方が見事に全く出来ていませんでした。ですので1試合目はくしくもちびっ子大会決勝戦で破ったNEO相手に惨敗でした。そこでもう一度ボード版を使い再確認すると次のゲームでは、少し運動量が増えて失点が少なくなりました。この日のチーム分けは2/28のセレモニー杯に出る2チーム(出身幼稚園で分けている)で分けましたが両チーム共予選を突破するためにはもっと全員のサッカーの理解力を上げなくてはいけません。 そして、この日の試合中にはベンチから何度も大きな声を出してしまいました。それは、約束事を全く守っていないプレーに対してです。その理解の程度は個人差がかなりありますが理解しているといってもその選手も試合中にはミスを犯します。先日、アジア大会で日本はUAEに負けてしまいましたが予選から日本代表の選手でさえ同じように単純な戦術のミスをたくさん犯していました。もちろん世界の強豪国の選手だってミスをします。ただその頻度が日本は世界のトップレベルに比べると多すぎてそのミスをついてくるのが上手い南米のチームやヨーロッパの強豪チームには日本は勝てないと自分は分析しています。決定力不足の前にディフェスの単純なミスを改善することの方が日本に必要な処方箋だと思います。ですがUAE戦に関してはシュートの質がひどかったといわざるを得ない内容でした。後半から若い選手が入るまでは全体の動きが悪く試合を通じての決定機は数回しかなかったと思います。そして、引いた相手に対しては崩しきれずにミドルを打つ選択肢が当然出てきますがこの遠い位置からのシュートが本当に日本人の課題だと思います。とにかく枠に飛ばないどころか可能性を感じるシュートが全然ありませんでした。ただ枠外に行ってしまうと言ってもニヤサイドにグランダーのシュート、フォアサイドにふかしてしまうシュートでは全く話になりません。それが逆だったらまだ次につながるのに代表選手がこのレベルかと頭を抱えました。
 ですので小学生がミスをするなんて当たり前のことですし、動き方が難しいとか分からないと思うのは当然だと思っています。むしろ難しい、分からないと言う様になった子の方が少しサッカーを覚えてきてるとさえ言えると思います。サッカーではグランドでの状況で全く同じ場面は絶対になく野球のサインのように細かい取り決めはなかなか出来ません。そこで最低限の約束事を決めて、それを理解した上でその場の状況でより良い選択が出来る選手になって欲しいと思っています。今はこの最低限の約束を徹底している時期ですので脳みそをフル回転させて頑張って欲しいと思います。

 


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